特撮・アニメ御記

自分の好きな特撮、アニメを自分勝手にまとめるブログです。2,3分で読めますので良ければぜひ。そのほかのこともいくつか書いて行きます。

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ー君ありて幸福ー『勇者である』シリーズを薦める

結城友奈は勇者である」は、Studio五組制作のオリジナルテレビアニメで、

2004年10月から12月ごろまで放送された作品。

その人気は、留まるところを知らず、ライブやアプリゲーム化により、その熱は過熱していき、4年の時を経て、前日談の『鷲尾須美は勇者である』のアニメ化、後日談の『結城友奈は勇者である -勇者の章-』が2017年に放送されました。

 

 正直、この作品自体の名前は知っていましたが、私が最初に見たのは、この勇者の章の最終回だった。最初は「なんのこっちゃわからないけど、すごく大変なことが起きて、それを助けに行こうとして、ラスボスを倒したんだな」っていう印象しかありませんでした。

そこから、1期も気になり、再放送を見たというところ。

 

最近、再放送も一旦終わり、CDアルバムや3月のイベントも決定した。

放送終了から2年経つにも関わらず、盛り上がりの熱が冷めないのだから驚きです。

筆者も再放送終了後に見て、アニメイトのCDで販売しているCDを急いで買いにいきました。

それくらい私はこの作品に対して、のめりこんでしまった。

 

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この作品の魅力について、時にはネタバレを含みつつ興味をもってもらえたらと思う。

 

 

 

 

1.キャラクターの内面の描写が巧い。

1期の全12話という短い期間に、これほどまでに感情移入できるのは本当に凄いと思いました。

というのも、一人一人の登場人物の持つ悩み、葛藤、コンプレックスをしっかりと掘り下げて話は進んでいき、それぞれが答えを出していく。

それらが絶妙に絡み合い、悩み苦しんで、そして、自分の答えに気づき、それを守るために、彼女たちは戦い続けた。

東郷三森の場合、過去2年間の『記憶の喪失』でした。それを解消できた結城友奈の存在を、勇者システムの満開、散華によってまた同じように喪失する恐怖。

好夏凛は、大赦の勇者として努力をしてきたことにより、

競争社会という環境だったため、それまでの自分の友達のあり方に疑問を抱くようになる。

他のキャラクターにもそのスポットライトは当てられ、乗り越える過程が与えられる。

 

 凄く手の込んだ、設定の数々もあり1クールの中、しっかりとキャラクターの心を掘り下げ、それを乗り越えていく、彼女たちに魅力を感じてほしいですね。 

2.バトル

 登場人物それぞれに個性があるように、その人物の武器にも個性がある。

 

友奈は空手による近距離戦。東郷は銃による遠距離射撃。樹はどこまでも延びるワイヤーという広範囲攻撃、大量殲滅というように、武器の特性を活かした攻撃がそれぞれのキャラクターの個性を引き立たせてくれる。

 

 

上記で記載した通り、勇者部全員のキャラクター、内心にもしっかりと描写があるので、登場人物の存在感が全員死なない。

これだけの人物が生き生きと、戦闘をしながらの表情描写、キャラクターの息遣い、それぞれの気持ちが手に取るように分かる展開はよくできていると思います。

 

3.見事な付箋消化

 

たった12話しかないので、物語はあっという間に終わってしまう。

なので、1年を通してみる平成仮面ライダー等と比べるとどうしても内容が希薄になってしまう印象があった。 

しかし、この作品のその消化の仕方が絶妙なまでに上手い。

 

他の作品でもそうだが、「結城友奈は勇者である」は多くの設定がある。

 

しかし、この作品では、「散華」「満開」システムに焦点を当て、

上記のキャラクターの葛藤と絡めあい、その葛藤を乗り越えていく。

 

『満開』とは、勇者システムの強化であり、使用すれば、一時的にスペックが上昇する。しかし、それにともなって『散華』というシステムが発動。その力の代償として使用者の身体機能を奪うというもの。

 

これによって、戦う度に、自分達の体がボロボロになる残酷な恐怖、運命と戦わなければならなくなる。

 

個々の過去、大赦の真実の隠蔽等々、沢山ある設定の中でも、その「満開」「散華」システムに絞ってその付箋を貼り、回収していく。

 

そのため消化不良らしい違和感があまり感じられず、その付箋をどう回収するのかが毎話視聴していて気になりますね。

 

 

残酷なシステムと向き合い、少女たちは何を選択するのかしっかりと「結城友奈は勇者である」1期を見ていただきたい。

そして、勇者の章も併せて見てほしいです。

 

更に、全ての付箋を回収せずに、明らかになっていない設定や謎に関してはDVD等で、暴露するという方法。

やっぱり、気になるじゃないか…。

買っちゃうじゃないか…。

(笑)

 

 

4.あとがき

この作品では、他に私が勧める点として、音楽がある。

それは、特にOPになっている、「ホシトハナ」「ハナコトバ」なのですが、

声優陣の声も相まって、きれいな曲に仕上がっている。

この曲たちが、作品に一気に引き込んでくれるのだ。 

劇中曲も同様です。

 

 

特にこの「ハナコトバ」という曲に対しては、何度もリピート再生をしたことだろうか。(笑)


【結城友奈は勇者である】2018.03.04 満開祭り3@中野サンプラザ/ダイジェスト映像

 

作品外でも、「満開まつり」と称して、ライブを行い、生アフレコも行い、 

あまりにもボリューム満点な内容となっている。

 

最初にも記載したが、3月にはまた豪華声優陣によるライブもあるということで、

非常に楽しみですね。

まさに、咲きほこれ思いのままに。 

 

まだまだ、枯れることなく、咲き続ける「結城友奈は勇者である

スタッフ、キャスト陣ともに頑張ってこの作品を盛り上げ続けてほしいと思います。

 


2019年11月6日発売「結城友奈は勇者である」ベストアルバム「勇気の歌」TV SPOT

あと、11月の冒頭にはアルバムも出るとのことで、筆者はこれから予約をしてきました。

 

新曲のキボウノツボミも必聴ですよ!


【結城友奈は勇者である】ベストアルバム「勇気の歌」試聴動画【キボウノツボミ/勇気のバトン】

 

 

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